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相模原市の障がい者施設での殺傷事件についての声明

私たちは、社会福祉法人釜ヶ崎ストロームの家(大阪市西成区の障がい者支援施設)により人権侵害を受けた障がい者を支える活動を行ってきました。
私たちは2016年7月26日未明に相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた障害者殺傷事件について深い衝撃と悲しみを受けています。今回の事件により殺された方々のご冥福をお祈りし、また、負傷された方々の回復を心より願います。
私たちは、今回の事件の経緯とその後の政府の対応に問題を感じ、ここに声明を発表する事に致しました。現時点では事件の全容は解明されていませんが、報道によると容疑者は「ヒトラーの思想が降りてきた」と措置入院中に語っていたこと、2月に衆議院議長に送った手紙には「日本国や世界平和のため、障がい者は不幸しか作らないので安楽死させる」といった内容が記載されていたことなどが流れています。こうした報道が事実であれば、今回の事件は、障がい者は存在してはならないとする優生思想に基づく犯罪であると言えるでしょう。
過去の歴史を紐解けば、ヒトラー率いるナチスは優生思想に基づき「生きる価値なし」と決めつけた障がい者およそ20万人を、1940年から1945年にかけて殺害したとも言われています。日本でも、1940年に国民優生法(現在の母体保護法)が制定され、障がいを「悪質なる遺伝性疾患」などと決めつけ、断種手術や中絶規制の緩和などを行いました。こうした優生思想は、障がいのあるなしに関わらず一人一人の人権が尊重されるべきと考える当会として許せるものではありません。

近年、閉塞感が強まり、在日外国人などのマイノリティに対する差別・ヘイトスピーチが全国で起こってきている社会状況の中で、今回の事件が起きたことも看過ごせません。在日外国人、障がい者などの社会的弱者が排除されない社会づくりを目指していく事も求められているのではないでしょうか。

政府や報道からは、事件の再発防止策として措置入院制度を改革する事しか挙げられず、上記したような角度からの検証は全くなされていません。容疑者が事件前に措置入院していた事を過剰に報道し、あたかも精神障がいが原因で事件を引き起こしたかのように視聴者に訴える事で、障がい者は怖いという更なる偏見すら創り出されようとしています。

私たちは、この様な社会情勢に負けることなく、障がいを持つ当事者が主体になれるような社会、差別、貧困のない平和な社会を目指してこれからも活動していきます。

以上。
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